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苦手な方はご注意ください。

内視鏡検査
内視鏡とは、胃カメラのことで人と同様に胃内の詳細な検査が可能な器械です。犬猫でも内視鏡ができるとお話すると驚かれますが、人と異なるのは全身麻酔が必要なことです。起きているときに無理やり入れようとすると噛みちぎって飲み込んでしまったり、内視鏡が壊れてしまうためです。
内視鏡が適応となる症状は多く、つい最近も検査を行いました。最もわかりやすいのは異物で、その中でも焼き鳥がついたままの竹串を飲んでしまうケースは跡を絶ちません。その他にもおもちゃで遊んでいたら興奮して飲み込んでしまったというケースや、猫に多いのは紐付きのおもちゃで遊んでいたら、長い紐ごと飲み込んでしまったというケースです。あまりに大きいものや、長すぎる紐は手術で開腹しないと摘出できない場合が多いですが、小さいものであれば摘出可能です。
竹串です。毛が絡まっています。これは内視鏡で摘出可能です。
次に多いのは慢性的な嘔吐や下痢で生検目的で内視鏡を使用するケースです。嘔吐の場合には炎症性腸疾患やリンパ腫などの腫瘍が鑑別となります。下痢の場合には、大腸が疑わしい場合には、肛門から内視鏡を入れる場合もあります。
胃の大弯と呼ばれる部分です。黒い部分は出血が起きている場所です。
胃の小弯部分です。
十二指腸です。白っぽいのは、炎症による浮腫によるものが多いです。
結腸と呼ばれる大腸の一部です。大腸性下痢とよばれる下痢(しぶりなど)や下血の際に検査を行います。
その他にも、喉を見たり、反転させて入れることで、鼻の奥(鼻咽頭部)を観察したり、気管に入れる気管支鏡と呼ばれるものもあります。
軟口蓋と呼ばれるところの鼻孔側(鼻の奥、喉に近い部分)を観察しています。
内視鏡によって、今までは開腹しないと分からなかった病気や手術が(開腹しても分からなかったことも)、低侵襲に診断することが可能です。お困りの際にはご相談ください。

執筆担当:獣医師 磯野
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